だた(咲いて)いるだけでいいのよ。というのを実感する話
花は人の目を気にしたりしない。
けれど、ただ一生懸命咲いているだけで、人の目を愉しませる。
こんな格言があります。
これを始めて私が聞いたのは、高校生のころ。
「それは、花だからでしょ。」
「花じゃない係の私はどうなん?」
そんな風に思った、地味~な女子高生でした。
30年以上経って、アラフィフのいい歳したオバちゃんになった今でもそう思います。
綺麗な花で、目を惹いてナンボじゃぁないの?
口が上手くて、声のでかい人が出世してるじゃん。
「ここに綺麗な花がいま~す!!!!」って
プロデュースできて、プレゼンできる人がご活躍~。
でも。
何にでも例外はありまして。
私の夫。
出世も活躍もしてませんけど。
口下手で、声を発しないので当然なんですけど。
しかも見かけがゴリラ。
沈黙のゴリラ。
しかし
そのおかげで
たま~に、3年に1回くらいする発言のインパクトがでかいです。
口下手でKYなので、皆が思っていても言えないことを、ボソっと言う。
3年に1度程度、瞬間的に存在感出ます。
あと。
用心棒として超有能。
目つきの悪い沈黙のゴリラを従えていると、海外旅行先でも夜のお出かけ余裕です。
花じゃなくても。
咲いていなくても。
ただいるだけていいのよ。沈黙のゴリラ。
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