雑に扱われても悲しまない|むしろよかったと思う話

若いころ。

いいなと思う男性から適当にあしらわれると、悲しかったものです。

「なんでだろ。」って。

単にその男性の好みの問題なんですよね。
しゃーない。

アラフィフになって心底そう思えます。

しかし。

自分の子どもがからんでくると、またあの「なんでだろ。」な気持ちが湧いてきまして。

「私はいいけど、息子が雑に扱われるのは耐えられぬ!許さ~ん!」

悲しみを通り越して噴飯ものです。

親という立場の人なら共感していただけると思います。


小児科の先生が息子のことを雑に扱うんです。


まず、親の私の話をまったく聞いてません。
心配な症状とか説明しても、かぶせ気味に小さな声で「あ、はい。」って言うだけ。

そしてボソボソと独り言みたいに何かつぶやいて終わり。
何言ってんのか全然わからぬ。

話は聞かないし、何言ってるかもわからない。
なので、診察前に受付の看護師さんに全部説明するんです。
そうしてやっとなんとかまともに診察してもらえるんです。

全然やる気がない、頼りのない医者で。
いつ行っても他に患者さんいない!
ないない尽くしで、待ち時間もなし!

ある意味とてもいい小児科ですけどね。


ある日、珍しく別の患者さんが来ていました。

診察の様子が聞こえてきました。

はっきりした大きな声、ハキハキと頼れる感じの先生の声。
入院だとか手術の手配だとか、深刻な様子。

「いつもの頼りない先生じゃないんだ。誰だろ~♡」


「おからさ~ん、おはいりくださ~い。」と呼ばれ、期待に胸膨らませて診察室に入ったところ!

いつものやる気ない・頼りのない先生が、いつものようにドテっと座ってる~。

「ウチの息子だけ雑に扱われてる???」
一瞬悲しみにくれる私でしたが、0.5秒後には思い直しました。

鼻水出たとかちょっと咳してるとか、そんなのは先生からしたら、全然たいしたことない症状なんだなと。

だからやる気も出ないし、出す必要もないんだなと。

先生がやる気出すのは、深刻な病気の時だけなんだなと。

そう思うと、雑に扱われてむしろよかったなと思うのでした。

更年期障害のお薬もらいに行ってる婦人科の男前の先生も、雑で。
深刻じゃないんだな、よかったなと思いながら月一回お会いしてます。

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おから
アラフィフ高齢パートタイムママン。 40過ぎて産んだ小学1年の息子と 6コ下の夫と暮らしつつ 経理のおばちゃんやってます。 ブログの読者からお便りもらうのが夢。

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