引きの強い人になってみたい|息子の朝顔と40年前の私

毎朝、通勤ついでに息子を小学校まで送っています。

今朝息子が言いました。
「僕のあさがお、枯れてしまうかも。」

「そんなことないわ~。」と答えつつ、朝顔のある校庭まで付き合いました。

1年生全員の朝顔の鉢がずら~っと並んでいます。

40年前に感じた悲しみがよみがえってきました。


今はアラフィフの私が、小学1年生の時。
同じように朝顔を育てる課題がありました。

朝顔の何が悲しかったかと言うと・・・。


芽がなかなか出なかった・・・。
回りの友達の鉢からはどんどん目がでて、ふたばが開いています。

芽がなかなか出なかった、私のだけ、出なかった・・・。

その時私が思ったこと。
「やっぱりな~。どーせ。」でした。

幼稚園年少くらいから、自分の引きの弱さを自覚していました。

おもちゃがゲットできず、いつもハンカチで遊んでいました。
きれいな色の画用紙は他の子に取られて、人気のない暗い色の係でした。
お芋掘りに行っても、小さいのしか掘り当てられませんでした。

いつも人気のおもちゃゲットで楽しく遊んでいる子
いつもお気に入りの色を選べて喜んでいる子
当然のように大きい芋を持って帰る子

羨ましかったです、引きの強いお友達が。


そして40年後、息子の朝顔の鉢を見た今朝。

ふたばの時期はとっくに過ぎて、何枚か葉っぱが出ていて。

安堵しました。

そして両隣の鉢を見て、また悲しみに引き戻されました。

なぜなら。


鉢がすっかり隠れるほどに、わっしゃわっしゃとデカい葉が茂っていたからです。

「僕のあさがお、枯れてしまうかも。」と言った息子の気持ちに納得。
そして、「引きの弱いところ、親の私に似ちゃったね・・・。」と思いました。

息子の朝顔と同じくらい貧弱なのを探しました。
いくつか見つけました。
「ほら、これもあれも、普通、普通。」と息子に言いました。


まあでも、そんな朝顔もガンガン育って、夏休みには毎朝花咲かすんです。
咲いた花を見るために毎朝早く起こされて嫌だったこと、すご~く覚えてるんで。

と言いつつ不安です。
ずぶといアラフィフのオバちゃんになったはずなのになあ~。

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おから
アラフィフ高齢パートタイムママン。 40過ぎて産んだ小学1年の息子と 6コ下の夫と暮らしつつ 経理のおばちゃんやってます。 ブログの読者からお便りもらうのが夢。

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